二代 田辺 竹雲斎 (本名 利雄) 二代田辺竹雲斎は 明治43年5月9日大阪府堺市で 初代竹雲斎の長男として生まれます。 幼少の頃から竹芸をはじめ、 大正4年5歳の頃、大阪三越にて 初代の個展が開催され、 従兄弟の光雲斎と二人で 席上製作(デモンストレーション)を行い、 亀甲編みを見事に編み周囲の人を驚かせました。 大正8年、9歳の時、 初代竹雲斎が文人の教養として漢学者の 土田江南の元に書を習わせました。 晩年よく描いた絵は小さい頃から学んだ 南画や書が根幹にあります。