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田辺 陽太 (本名 節雄)


田辺陽太(本名節雄)は

1944年大阪府堺市にて

二代竹雲斎の次男として生まれます。

幼少のころから父二代竹雲斎や

初代の弟子達から竹芸を学びます。

1967年、武蔵野美術大学油絵科を卒業。

卒業後、実家である大阪堺に帰り、

本格的に竹芸を始めます。

田辺陽太は油絵など絵を描く事が

得意であったこともあり、

それまでの伝統的な作品とは異なり、

独特の作品を制作していきます。

父二代竹雲斎の得意であった荒編みを受け継ぎ、

黒竹を用い、より造形性の強いものを

制作していきます。

1976年、日展出品作「大地に根ざす」が

東京国立近代美術館買い上げ。

1985年、「竹の工芸近代における展開展」

東京国立近代美術館工芸館。

1995年、「日本の工芸展」が

イギリスのビクトリア アンド アルバート美術館で開催。

作品「子供 たちにおくる土」が招待出品されます。

2002年、アジア巡回現代日本工芸展が開催、

マ―レシアイン ドネシアを巡回しました。

また1972年から5年間、

父二代竹雲斎、兄小竹(三代竹雲斎)と

父子展を大阪高島屋にて開催しています。


                 母

                 
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